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近未来自転車CYCLOTRON BIKE

CYCLOTRON BIKEの特徴

CYCLOTRON BIKEとは、2020年に誕生した画期的な自転車です。
車輪の部分が丸いリング状となっているのが特徴で、通常なら車輪の内側についているスポークやハブがありません。
そしてCYCLOTRON BIKEの最大の特徴は、この車輪の真ん中のすっぽり空いた部分に荷物も積載できるという点です。

CYCLOTRON BIKEでは、この車輪の中心部分の空間を自転車のデッドスペースだと考えるコンセプトに基づいています。
そこでこのスペースを有効活用するため、オプショナルでさまざまなバスケットを選択できます。
例えば、買い物に出かける際にCYCLOTRON BIKEをよく利用するなら、買い物袋を入れやすいポリゴンバスケットが便利です。
使う時にだけバスケットを開き、使用していない時には閉じて置ける開閉タイプのバスケットなら、バタフライバスケットを選ぶと良いでしょう。

さらにはチャイルドシート「Wingman」を取り付けることもできるのですから、驚きです。
発想の転換次第では、CYCLOTRON BIKEは様々な活用用途があるのです。

CYCLOTRON BIKEの仕様

CYCLOTRON BIKEは、大人用の自転車でも重量はわずか11kg台と超軽量です。
12変速機を搭載した場合でも、電動変速機を搭載していても重量は12kgを超えません。
この超軽量化を実現した理由は、フレーム部分にはカーボンファイバーが使われていることが挙げられます。

またCYCLOTRON BIKEは、見た目がとてもスッキリしています。
通常の自転車についているようなパーツですら、どこにあるのかが見えません。
CYCLOTRON BIKEでは、チェーンやディレイラーのようなパーツは全てフレームの内側に収納されているという特徴があります。
外から見えないので、スッキリとした外観になるのはそのためです。
さらにフレームの内側に収納することによって、これまでなら安全性のために必要だった保護パーツなどが不要になったり、軽量化できるなどのメリットもあります。

CYCLOTRON BIKEは、ただのシンプルな未来型自転車というわけではありません。
内部には10以上のセンサーが内蔵されていて、スマホのアプリと連携することも可能です。
例えばGPSアプリと連動させてナビを使って知らない場所へ行くこともできますし、走行データを記録したり心拍数や消費カロリーなどのデータも計測できます。

CYCLOTRON BIKEの価格

CYCLOTRON BIKEは、開発中に市販化に向けでクラウドファンディングサイトで資金調達が行われていました。
当時なら現在よりもリーズナブルな約11万7000円程度で購入できたようですが、資金調達が終了した現在の市販価格は約18万円超となっています。