自転車には用途に合わせて色々な種類があります。
今回は自転車の種類について解説します。
シティサイクル
日本で最も普及しているタイプで通勤や通学、お買い物など様々な用途で使われています。
ママチャリや軽快車とも呼ばれ、誰にでも乗りやすいフレームと低価格で購入できるのが特徴です。
重量は16~19kgと重めですが、カゴやカギ、スタンドが標準でついているので普段使いに最適な自転車といえるでしょう。
折りたたみ自転車
簡単に折りたためて収納しやすいように設計された自転車です。
折りたためるメリットは、部屋や車へ収納するのが簡単で、風雨や盗難から守れること。
しかし、その分価格は高く、重量は重くなるのがデメリットです。
ロードバイク
競技で使われるオンロードを速く走るための自転車です。
ドロップハンドルと呼ばれ曲がったハンドルが特徴です。スピードが出しやすいようにタイヤは細く、パーツ類は軽い素材を使っています。
空気抵抗を減らすために前傾姿勢となる設計がされています。
重量を気にする自転車のため、泥除けや荷台など付属品をつける設計になっていません。
また、パーツ類は100g=1万円の法則とも呼ばれ、軽量なものほど高価です。
マウンテンバイク
山を走るために作られた丈夫な自転車です。
1970年代頃、アメリカの伝統的な自転車であるビーチクルーザーに頑丈なタイヤとギアを取りつけ、ダウンヒルをしていたことが起源といわれています。
衝撃を吸収するためにサスペンションがついているため、悪路に強く段差でもバランスを崩しにくいのが特徴です。
日本ではどのようなシチュエーションでも使える自転車ということでオールテラインバイクと呼ばれていました。
クロスバイク
ロードバイクとマウンテンバイクを足して2で割ったようなスタイルがクロスバイクです。
適度な前傾姿勢を取り、握りやすいフラットハンドルが特徴。マウンテンバイクのようにオフロードとまではいかないけど、ロードバイクほど段差や路面状況を気にせず走れます。
50,000~100,000円が人気の価格帯で、フレームはアルミ製が多くを占めます。
リカンベント
独自の形状をした自転車で、椅子に座って背もたれによりかかりながらペダルをこぐ自転車です。
その形状から想像しにくいかもしれませんが、平地ではどの自転車にも負けないスピードを出すことができます。
一般的な自転車に比べて、視認性が良いので風景を楽しみながらサイクリングができるでしょう。
ただし、坂道は不慣れな形状です。